質素亭zine #15『デニムの謎』

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デニムが色々ずっと謎だった。

 

デニム特集の雑誌では、風呂に水を張りデニム用洗剤を入れ押し洗いする…だとか、裏返しして日陰干しするだとか


「えっ?そんな面倒なことしなきゃなの?」
的なことが書いてある。

でもさ、そもそも野良作業着だし、アメリカ人がそんなことする?しないでしょ。昔も今も。


ずっと気になって調べていたので、これまでにわかったことを発表します。


まずアメリカでは(デニムはアメリカで生まれた)ジーンズはウエストのサイズと、レングス…丈の長さも1インチ毎に用意されていて、丈詰めは不要。

 

あのアメリカ人が丈を詰めるのが想像出来なかったが、やっぱりそんなことしてなかったのだ。



洗い方も当然普通の洗剤(蛍光剤入りの洗剤が昔からあったそう)で洗って、乾燥機に放り込んで乾かす(アメリカでは外で洗濯物干しちゃダメな街があるそうで、乾燥機も昔からあったそう)。


リーバイスのジーンズに付いている紙の『シュリンク・トゥ・フィット』という文字の意味は、『縮めてフィットさせる』ってな意味で、デニム生地ってのは縮んだり伸びたりするので、洗って縮めて、乾いたら履いて窮屈なところを伸ばして、自分の形にフィットさせるもの。

 

ちゃんと何インチ縮みますって書いてあるのよね、紙に。



これが調べてわかったことなんだけど、そんなあたしがここ数年いつも履いてるジーンズは、日本の『リゾルト』ってメーカーのもの。

 

ナントここはレングスも1インチ毎にサイズがあって、洗い方も普通の洗剤でガンガン洗って!っていうデニム。デニム生地も研究して岡山で作っている、とっても素晴らしいジーンズだ。



少なくともあたしは、もうジーンズで悩むことがなくなって、楽チンです。


ではまた~

 

 

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